腸内運動

平均的な食事から得られる量は

身体にとって必要なビタミンである葉酸は、食べ物から摂取する必要があります。
平均的な食事から得られる量は、1日でどのくらいあるのでしょうか。
また葉酸を摂取する際に気を付けることはどのようなことでしょうか。

ビタミンB群のひとつである葉酸には、たんぱく質を作りだす細胞の中の核酸の合成を助けたり、免疫力をアップし脳や神経のはたらきを促すといったさまざまな効果があることが知られるようになってきました。

葉酸は主に野菜や肉やレバーなどに多く含まれています。
その他にはナッツ類や果物などにも含まれているので、生のままで摂取することもできます。
熱や水に弱いために加熱して調理をすると半分ほど減ってしまうので、意識をして積極的に摂取する必要があります。

葉酸が不足してしまうと血液中に正常な赤血球が造られにくくなり、赤血球の変形ともいえる巨赤芽球性が増えてしまい貧血状態になる「巨赤芽球性貧血」という症状が出やすくなります。
また胃の粘膜などが弱くなったり、腸などの正常な機能にさまざまな影響が表れることがあります。

もっとも重要だと考えられているのが脳や神経の細胞の生成に関わっている点で、数々の研究によって胎児が発達をするプロセスにおいて神経管という器官にトラブルが起こる可能性が高くなることが判明しています。
そのため、胎児に栄養を渡す妊婦にとって必須のビタミンと考えられます。

成人にとって必要な葉酸の目安量は1日に大体240マイクログラムと定められています。
2015年に行われた最新の国民健康栄養調査の報告よると男性は平均289マイクログラム、女性は平均して271マイクログラムとなっています。

葉酸を多く含む野菜や大豆などを中心とした食生活を送ると、目安となる摂取量に達すると考えられます。
ただ妊娠を考えている女性は、妊娠前から1日に400マイクログラムを目安に摂取するべきとされているので、不足をする分はサプリメントなどで補うことが必要です。