腸内運動

妊婦には葉酸が必須!

葉酸は葉っぱなどに含まれている、人間が活動するために必要なビタミンB類のひとつです。
1日に摂取すると望ましいとされる摂取基準量は、18歳以上の女性ですと大体1日に240マイクログラムと決められています。
妊娠した女性は1日に400マイクログラムと定められていて、とても多くの葉酸が必要とされています。

妊娠中の葉酸が必要とされているのは、これまで行われていた研究によって、受精をした直後の胎児が健康的に成長していくために欠かせない成分であることが分かっているためです。

卵子と精子が受精卵となった瞬間から、細胞分裂をどんどん繰り返しながら急激に発達をしていきます。
先天的な病気が起こるのは、もっとも発達をする妊娠10週ごろまでだとされており、特に脳や脊髄などの前段階である神経管はおおよそ妊娠7週ごろに作られます。
妊娠をした女性にとって重要なこの時期に葉酸の摂取量が不足することで、神経系のトラブルである神経管閉鎖障害が発生する率が高くなるということが分かっています。

妊娠7週ごろという時期は受精をしてすぐの時期で、妊婦さん自身に妊娠をしたという自覚症状が現れることがほとんどありません。
つわりなどの症状が起こり、妊婦さんが妊娠に気が付くようになってから葉酸を多く摂るようにしても、すでに神経管への影響がある時期が過ぎてしまっています。
そのことから厚生労働省は妊娠をしたいと思っている女性は、妊娠が分かる前から妊娠12週ごろまでの間は、特に意識をして葉酸を摂取するよう呼びかけています。

葉酸は水溶性のため、加熱調理や水洗いなどの調理をすると栄養素が流れてしまいます。
また、野菜をたくさん食べていても体内に取り込まれて吸収、代謝される量は半分の50パーセント程度であるいう研究結果が報告されています。
食事だけでは1日に400マイクログラムという目安の量を十分に摂ることができない可能性があるため、栄養食品などから摂取することが強くすすめられています。