腸内運動

葉酸で胃の粘膜を保護

身体にとって必要なビタミンの一種である葉酸は、赤血球を作りだし貧血を予防するという働き以外にも、胃などの粘膜を保護するという役割があるといわれています。
胃の粘膜と葉酸の摂取には、どういった関係があるのでしょうか。

葉酸は悪性貧血の治療に使われる他にも、赤ちゃんがほしいと思い「妊活」と呼ばれる妊娠をするためにさまざまな活動を行っている女性にとって、意識的に多めに摂ることが必要とされているビタミンB類のひとつです。

最近はさまざまな学術的な研究によって、葉酸には血を造りだすという働き以外にも、私たち人間が健やかに生活するために身体の中の細胞の分裂を助けるなど、さまざまな良い効果があることが分かってきました。
その中のひとつに胃の粘膜を保護するという役割があります。

胃は私たちにとって身近な臓器のひとつです。
口で摂取した食べ物や飲み物は胃でいったんストックされ、胃酸を出すことで消化をしてドロドロの状態にし腸で吸収しやすいような状態にします。

胃酸は胃壁と呼ばれる胃の内側を覆っているベルベットのような部分から分泌される、非常に強い酸性の液です。
食べ物を溶かすだけでなく一緒に入ってきた細菌やウィルスなどの殺菌も行うため、強い酸性になっているのです。
胃液は胃壁に触れてしまうと胃を溶かして穴が開いてしまうことになります。
胃そのものを溶かすことを防止するために、胃壁は粘液で覆われています。
いわば胃の粘膜は、バリアーの役目をしているのです。

葉酸を摂取する量が不足してしまうと、胃をはじめとする身体を守っている粘液の新陳代謝が悪くなり活動が衰えがちになってしまいます。

胃の粘液の活動が悪くなると、侵入してくるウィルスや細菌を殺菌するという働きも弱くなってしまいます。
その結果、胃の調子が悪くなったり病気にかかりやすくなるのです。
積極的に葉酸を含む食品を食べるように心掛け、不足する分はサプリメントなどの栄養食品で補うようにしましょう。